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#314 魚介の星のもとに ~後編~

〈しろへ~、世界の職場から〉
「…あ、かにがしんでる…」

ちっこい蟹が、水溜まりの中で遺体となって発見されました。

遺体が服を着ておらず、身体に目立った外傷の見られないところから、警察は事故と事件、または自殺の可能性を視野に入れた捜査を始め、死因の特定を急ぐとともに、蟹の身の回りでトラブルがなかったか、調べを進めています。

では、ここで名探偵の意見を訊いてみましょう。
貴鳥「推理ショーへようこそ」

…コイツ(↑)に任せると、絶対に殺人事件にされる。


〈これまでのあらすじ〉
…今もなおシリーズ作品が連載されている、少年バトル漫画の金字塔『聖闘士星矢』。

最強のエリートと言える“黄金聖闘士”の中に居ながらも、いっそ胸がすくほどの駄目っぷりを発揮した「蟹星座(キャンサー)のデスマスク」は、当時の蟹座少年たちを虐めるネタとして格好の素材だった。

友人のケンさんも蟹座だった事で、当時は色々とおちょくられたらしく、自分の出生時期と原作者を恨みに思ったという話を知り、深い同情の涙を流すしろへ~。

それは…。
(あらすじ終了)


…しろへ~の誕生日は、“3月6日”です。

この3月6日に割り振られた黄道十二宮の星座は…“魚座”

黄道十二宮の最後に位置する“双魚宮”を守護する黄金聖闘士…。
“最後に登場するのだから、きっと恐ろしく強い聖闘士なのだろう”…と、当の魚座少年たちはもとより、全ての読者がそう確信、あるいは期待していたものです。

が。

そんな読者たちの期待を一身に受けて登場した男は、まさかの大暴投をやってのけました。

その名は「アフロディーテ」。

“ダメダメ黄金聖闘士の双璧”としてデスマスクと並び称され、後世に語り継がれる魚星座(ピスケス)の黄金聖闘士。
一部の読者からは“アフロ”と呼ばれ親しまれています(笑)。


では、彼の駄目っぷりはどの辺にあるのか?
以下に列挙してみましょう。

1…悪役
2…必殺技が薔薇だけ
3…弱い(実力的に)
4…弱い(キャラ的に)
5…登場のタイミングが最悪



1は一番分かりやすいポイント。

彼はデスマスクと同じ悪役のポジション。
教皇の悪を知りつつ教皇に荷担した人物で、主人公グループの一人「瞬」の師匠を殺めた人物でもあり、ハーデス編でもデスマスクとともに敵になった人物でした。


次に2。

『ロイヤルデモンローズ』(遅効性毒素の赤薔薇)
『ピラニアンローズ』(全てを噛み砕く黒薔薇)
『ブラッディローズ』(絶対命中、必殺の白薔薇)

…薔薇以外に、何もないのかコイツは。

光速の動きをもってアフロがしたことと言えば、
薔薇園に移動(光速で)→薔薇を摘む(光速で)→元の位置に戻る(光速で)→薔薇を放つ(光速で)
…というくらい。
無駄に慌ただしい(笑)。


3ですが、瞬を相手にしていた時はましでした。
(真の力を発揮した瞬と相討ちに終わったから)

問題はハーデス編。

相方が弱過ぎたのか、相手が強過ぎたのか、自分が弱過ぎたのか、はたまたその全てか。
デスマスクと二人がかりでムウに挑むも相手にならず、最終的には上司の「ラダマンティス」にまで叩きのめされて捨てられる始末。


そして4。
これが一番の問題かも。

人物像で考えると彼は意外と普通の人物で、立場上悪役のレッテルを貼られているものの、決して悪人ではないのです。
とはいえ、作中ではさほど好漢として描かれもしなかったので、“ただの悪役”としか認識されなかったのが事実。

戦闘能力も、上で述べたように、華々しい活躍などは一度もなく。
というか、悪役が華々しかったらまずかろう。

さらに、三下キャラとしても不完全燃焼。

ハーデス編での相方、デスマスクさんのキャラクターが必要以上に立ちすぎて、アフロさんの存在はさしずめ刺身のツマ(笑)。
ろくすっぽ活躍しないまま退場してしまう体たらく。

極めつけは、彼の肩書き。
彼は、女性を含む88星座の聖闘士の中でも随一の美しさと言われる存在であったにも関わらず、その一番の武器(特長)さえもほとんど活かしませんでした。

設定を活かしたのは初登場の時のみ。

天と地のはざまに輝きをほこる美の戦士!
魚星座のアフロディーテ!!


聖闘士随一の美貌を持ちながらも一切鼻にかけないと言えば聞こえは良いものの、そもそも“美”に関してはあまりにも偉大すぎる人物(↓)が居たお陰で、せっかくの肩書きも虚しく空中を漂うばかり。

蜥蜴星座(リザド)の白銀聖闘士「ミスティ」

神よ、わたしは美しい…
大丈夫かお前?

っていうか、ここでも格下に負けてんじゃん!
何やってんのよアフロさん(笑)!


最後に5。
先の“宝瓶宮”で繰り広げられた、熱くも冷たい師弟対決の興奮冷めやらぬ中、十二宮のトリを飾る聖闘士の登場が

天と地のはざまに輝きをほこる美の戦士!
魚星座のアフロディーテ!!


…ってのは如何なものか。

せっかく高まったテンションが失笑とともに吹き飛んだ。
頼むから、空気を読んでくれ。

以降、薔薇の香りに包まれた死闘を経て、薔薇の葬列に送られるアフロさん。

薔薇に始まり薔薇に終わるアフロさん。
やっぱり薔薇が無いと駄目なのかアフロさん!?

ハーデス編の再登場にしても、デスマスクと一緒に出てくるから全然目立たずに終わっちゃうし。



…何というか、デスマスクさんと違う意味で駄目過ぎる。
なまじ、デスマスクさんよりもまともなキャラクターだったからこそ、却ってつまらないキャラクターになってしまった気がします。

蟹と魚…。
車田正美氏は魚介類がお嫌いだったのだろうか?

強いて救いがあるとすれば、先代の蟹座と魚座の黄金聖闘士は最高に格好良いところでしょうか。
(読んだことないけど)

…まあ、今となっては楽しい笑い話です。

全国の蟹座と魚座の方々、皆で仲良く『星矢』談義に花を咲かせましょう(笑)。
(あと牡牛座、蠍座も)





…最後に、何もかもが中途半端で可哀想なアフロディーテを弁護。

教皇に与したのは、“力こそが正義。強い力こそが数多の邪悪から地上を守ることができる”という信義に基づいての事で、彼なりの正義と平和を考えた上での行いであり、そこに私心や野心はなかった事。

瞬の師匠を殺めたのも、ただ純粋に教皇の命に従っただけで、公人としてはごく真っ当だったという事。

まとも過ぎた故の不遇か…(涙)。
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Secret

No title

面白いですね。十二星座は、それぞれが大切。大切にして欲しいですね。
生まれた星座に宿命なんて、楽しいじゃないですか。
あと、犬福!大好きです。おそらく日本最南端にいる犬福
見ますか?(笑)。今帽子かぶって、めちゃ可愛いよ。

同感です

たけるさん
ようこそいらっしゃいました。

自分に生まれつき与えられた、あるいは定められたものを大事に思うのは良いことだと思います。
それだけ自分を大切に、自分を好きになっていけますからね。


…ところで、“日本最南端の犬福”というのが気になりますね。
超見てみたい!

ご来訪とコメント、有難うございます。
また、いつでもいらして下さいね~。

No title

まあ蟹座と魚座は扱いひどかったですよね。
ただ善側とはいえほぼ出番が無かった射手座も大概だと思いました。聖衣は使われましたがそれじゃ聖衣が本体みたいな扱いじゃないですか・・・。

ごもっとも(涙)

Rathさん
確かに、元祖の射手座(アイオロス)は初めから“故人”でしたから、活躍もへったくれもないんですよね。
だから、彼をランキングに入れようとすると、違う意味で“ランク外”にされる場合も…。

気分はさしずめ、卒業アルバムのクラス集合写真で空中に載ってる人…でしょうか。
なんだろう、この疎外感。
管理人の自己紹介

しろへ~

Author:しろへ~
社会的地位…のったりと日常生活を送る傍ら、スリリングなハンター稼業に身を投じる落第社会人。
モットー…“真面目に、楽しく、気楽に、全力で!…程々に”
座右の銘…「自己制御」「笑門来福」「至誠通天」

大好物…『犬福』
(自画像?の奥に居る、白くて丸いの)

Twitterアカウント…「srh_hakugei」

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閲覧上の注意…当ブログの記事は、「しろへ~」の認識不足により、間違った情報を悪意なく載せてしまう事があります。
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挨拶…「しろへ~」の人となりは、当ブログを読めば解るような解らないような感じですが(笑)、どうぞ宜しくお願い致します。

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